牛肉といえば焼肉!
全国各地に様々な焼肉のお店がありますが、あなたどういったお店を選んでいますか?
おいしいと評判だから。
小さい時から通っているお店だから。
お店が綺麗だから。
様々な理由があるかと思います。
実は、牛肉を取り扱う焼肉店で炭火を使う理由があります。
この理由を知らなければお店を選んだとしても美味しさが半減してしまいます。
では、一体なんでしょうか。
和牛のA3以上の牛肉を取り扱うお店が炭火に適している!
炭火で焼くということは、無駄な脂を落とす役割を果たしています。
和牛、国産の牛肉(交雑種、ホルスタイン)では、肉に対して脂の割合が非常に違います。
肉屋さんのなかでは、一つの肉に対して赤身が40%以上でないと美味しくないとされています。
国産の牛肉では、お肉によりますがどちらかというと赤身率が多く、和牛では脂肪が多く見受けられます。
この特徴を抑えておかなければ牛肉の本来のおいしさが半減してしまいます。
炭火の焼肉と家庭での焼肉の違いとは?
牛肉を焼くという作業をする上で使う器具は何を使っていますか?
網焼き?コースター?フライパン?
牛肉を焼く際に大切なのは、脂の含有量で使う器具を使いわけることが大切です。
ただ、脂は邪魔な存在ではありません。
脂は、香り、甘味が絡んでいますので、牛肉の本来の味を補っているため非常に重要な役割を果たしています。
先の記述にもありましたが、和牛の脂は多く、国産の牛肉は脂が少ないという特徴から余分な脂を出すために網焼きにし、脂を逃さないためにコースターやフライパンを使用するのです。
牛肉の脂が溶ける温度帯は、もっとも低いもので17℃になります。ですから、熱が加わった瞬間に脂が先に溶け始めます。
和牛をフライパンで焼くとどうでしょう?
焼くというより、脂で煮込んでいるということになりませんか?
ましてや余分な脂まで加わりますので、おいしいとはさすがにいえないですね。
これが、牛肉を自宅で焼肉をするのとお店で炭火で焼肉をする上で味の大きな違いになります。
焼き方上手になれ!!
牛肉の炭火の焼肉店でもよく見受けられますが、何度も何度も牛肉をかえしたりする人がいます。
牛肉のおいしさは、我慢からはじまります。
「はじめチョロチョロなかパッパ!」
聞いたことありませんか?
これが牛肉のお肉の焼き方になります。
片側は、ほんのり焦げ目がつくぐらいに焼き、裏を返してちょっと炙るだけ。
強めの火で、焦げ目がつくぐらいに焼いて美味しさを閉じ込めることがポイントになります。
少し蛇足になりますが、大切なことですので覚えておきたいですね。
まとめ
牛肉の炭火で焼肉するお店を選ぶポイントは、使っている牛が和牛なのか国産牛肉であるの抑えておくほうがよいということです。
お店選びを見てみると、写真のできが非常によく、お店が綺麗ですので、どのお店を選んだほうが良いのかわかりませんよね。
ですから、炭火で焼肉のお店を選ぶときは和牛のA3以上。網焼きがベストです。
国産牛肉を取り扱うお店には、コースターなどの穴が空いた鉄板系が良いでしょう。ただ、脂が少ないお肉は、牛脂を使って脂をしき香り付を怠らずにするとよいです。
ホルモンなどはコースターの方がよいですね。
和牛をえらんだとしても、味が微妙だったなんてことはならないように焼き方にも工夫が必要です。