牛肉のサイコロステーキのお得な購入方法とは!?

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牛肉のサイコロステーキとは、一口サイズで食べやすく料理の幅が広いことはご存知でしょうか??

たとえばチーズフォンデュに使用したりと、ステーキとして売られているんだから焼いて終わりなんてことはお考えではないでしょうか。

本来、サイコロステーキとはお店側にとっては、お肉をカットする際に端の部分があまりやすく、端材としてカレー用やシチュー用としてサイコロ状にカットして販売していました。

このカレー用やシチュー用として販売することにあたって、やわらかめの部位なんだからもう少し価値をあげて販売したいというきっかけから生まれたと言われます。

カレー用としての販売価格より、ステーキとして販売する価格のほうが価値感の違いからサイコロステーキとしてうまれ、一口サイズの食べやすさやあまり多く食べられないという方にとっていい商品となり、今でも多種多様なサイコロステーキが販売されています。

今回は、そんなサイコロステーキについてお得な購入方法や焼き方についてご紹介していく。




サイコロステーキのとはどんなものがあるの??

サイコロステーキには多種多様なものがあります。その違いとは、大きくわけて作り方が違う。

一般的なサイコロステーキには、各部位の端の部分を使用しますが端といっても比較的やわらかい部分にあたります。

たとえば、サーロインという部位は一般的にみればステーキとして扱われるため肉のやわらかさに応じて、また、重さにたいしてカットしています。(150gや200gなど)

カットしていけばいくほど端が中途半端な状態になるわけですが、この端の部分がやわらかい部分だとサイコロステーキになるわけです。

すべての部位に通用するわけでもないので、硬いと感じる部分に関しては、肉の質や味わいによってカレー用かシチュー用として扱われます。

次に多いのが、ミンチ材を使用したサイコロステーキになります。

ミンチにした牛肉を箱につめて一晩冷凍し、固まっているミンチをサイコロ状にカットしたものをサイコロステーキとして販売するわけです。加工品になってくると結着材といわれるものを混ぜて作る方法があります。

この結着材には、食品衛生法などにのっとって安全であるといわれるもの使用していますので、問題ありません。

この方法には、焼肉用としても使われることがあり、もともとミンチ状にしたものですので非常にやわらかい焼肉としても人気がある商品です。

ハンバーグの製法の応用編といったところでしょうか。

つぎにインジェクションといわれるものでベーコンなどで使われる脂を注入技術を応用したものがあります。ハムやソーセージ、ベーコンなどはピックル液など注入する方法や塩漬などの方法で作られるわけですが、この牛肉の中に牛の脂を注入する技術をインジェクションといいます。

何故このような技術を用いるかというと、輸入などの牛には脂がほとんどないため過去には、サシがない牛は売れない。すなわち見栄えが悪いため嫌がられていました。

ですのでこのような技術が用いるようになったのですが、近年では和牛の脂を用いて味の調整をはかるようになり、非常においしいと感じるようになり、インジェクションされた牛肉をサイコロ状にカットされたものがサイコロとして販売されるようになった。

代表的なものを3つご紹介してきましたが、これらの違いを知るには肉の繊維の違いや販売される表示ラベルにきちんと加工品やインジェクションと記載されていますので留意しておく必要があります。




サイコロステーキのお得な購入方法とは??

サイコロステーキに3つの作り方が違う方法で販売されていることがご存知頂けたかと思います。

では、お得な購入方法とはなんでしょうか?

品質がよくて、安いものがあればというのが正直なところですが、世の中そんな都合のいいものがあればありがたいです。

しかしながら、お肉屋さんや製造する側もこれまで多くの失敗などの経験を踏まえて現在では、品質や知識、技術が非常に高くなりました。

コンビニ弁当がうまくなったと感じるように品質にかなりのこだわりをもっています。

たとえば輸入牛肉でもオーストラリア産においては、昔は肉の色は悪く臭いなんてことはよくいわれてましたが、現在では日本の生産技術を取り入れながらもアンガスのステーキが安価でおいしいといわれるようにもなりました。

国産の乳用種も乳臭いとか、脂が黄色で見栄えが悪いなど言われていましたが、現在では生産方法の変更により臭いや色合いがずいぶん変わりました。

このようにより確かなものへと変化していきましたので、品質は向上しましたので後は、調理する側の創意工夫によってより良いものとなります。

なんといっても価格面が重要になってきますので、先ほどの製造方法を思い出していただければと思いますが、なんといってもミンチからできているものは安いです。

デメリットしてあるのは肉の味わいが少し足りないようにも感じるのではないでしょうか。

そこで、次にインジェクションです。

インジェクションには、脂の味わいが加味されていますし、香りも濃厚になってきます。

ただ加工品なので少し心配だといわれる方には、一般的な製法で用いられたものを購入すると良いでしょう。

まとめ

サイコロステーキの違いには3つの製法によって違いがあり、それぞれの価格面、味わい、安心感が違うことがおわかり頂けたかとおもいます。

また、サイコロステーキにはお店によって1辺の大きさが違います。

これは、焼いたときにお肉は縮む特性があるためなるべく大きめのものを選んだ方がよいかと思います。小さすぎてステーキとしてどうなのかと思うときもありますしが。

私の個人的な経験では、2,5cm~3cmが適度ではないかと思います。

また、価格面でも国産を使用しているか、輸入品でも違いますのでおさえておくとよいでしょう。

ご参考になったでしょうか。

では次回に。

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この記事を書いた人

食肉販売技術管理士。 食肉のプロを養成する学校で「技能賞」を受賞後卒業。関東、関西中心に全国各地で食肉の技術と知識を学ぶ。 国産牛卸の(株)五十嵐商会にて、品質管理室室長を務め、牛の捌きを10年で5万頭の経験。現在は五十嵐商会(株)代表取締役。

近年では、NHK「あさイチ」に出演。「関西じゃらん」の特別付録にて牛肉の寄稿・監修も。

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