1ポンド(pound)の重さは0.4536kg(=16オンス)です。
ポンドを単位系に含むヤード・ポンド法はアメリカ合衆国、ミャンマー、リベリアのみで利用されています。
1ポンドのような牛肉は厚さ2cmを超えるものが多くなり、国内のステーキでは200gでも1cm満たないものがほとんどになります。
ではどのように違いがあるのか、ポンド、オンス、kgについてまとめてみました。
ポンド(lb) | kg | オンス(oz) |
---|---|---|
0.5 | 0.227 | 8.000 |
1 | 0.454 | 16.000 |
5 | 2.268 | 80.000 |
ポンドの単位は、lb。
オンスの単位、oz。
になります。
- 1ポンドのステーキがどれくらいの量かわかるようになる。
- ポンドとは一体何?ポンドの歴史から由来が知れるようになる。
- 実際の1ポンドは成人男性でも食べられるのか?
これから1ポンドのステーキを食べてみようと思う方は、参考にしていただければと思います。
1ポンドの重さは何グラムか
1ポンドの重さは0.4536kgです。
つまり、1kgの半分というのが目安になります。
国内でのステーキは、平均で90g~200gになり、つまり200gの牛肉を食べようと思った場合は「ハーフポンド」になります。
クオーターポンドは、0.25lbになりますので110gほどになります。
わかりやすいようにグラム・ポンド・オンスの早見表を作成しましたので参考にしていただければと思います。
kg | g | lb | oz | |
---|---|---|---|---|
kg | 1 | 0.001 | 2.20462262 | 35.2739619 |
g | 1000 | 1 | 0.00220462262 | 0.0352739619 |
lb | 0.45359237 | 453.59237 | 1 | 16 |
oz | 0.0283495231 | 28.3495231 | 0.0625 | 1 |
[box class=”box_style_red” title=”わかりやすいようイメージするには?”]
- 海外の巨大ステーキは1ポンドステーキ(453g)
- 1オンスは28gで大さじ2杯
- 500mlのペットボトルは500gになり、ハーフポンドもしくは、1ポンドになります。
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ポンドの単位[lb]
日本人にとって馴染みがありませんが、ポンドについては「ポンド」と「パウンド」と読み方があります。
ポンドの由来はオランダ語からきれおり、「pond」。(ラテン語になります)
パウンドの由来は英語からきており、「pound」になります。
どちらもヤード・ポンド法による質量の単位になりますが、オンスは、液体や重力による力をあらわす時に使用します。
たとえば貴金属や宝石といったものにオンスが使われます。
また、2bl以上になると「s」がつき「2bls」とあらわします。
パウンドケーキは、卵・砂糖・小麦粉・バターの4種類の材料が1パウンドずつあることからパウンドケーキといわれています。
ポンドは英語圏では基本的に呼ばれていますが、ドイツ語では「プフント」(Pfund)、フランス語では「リーヴル」(livre)、スペイン語では「リーブラ」(libra)、イタリア語では「リッブラ」(libbra)と呼ばれています。
ポンドの歴史
ポンドの歴史については、グレーンという大麦の1粒の重さの倍がポンドと定められ、メソポタミア地方からもたされました。
1ポンドの製粉から人間の1日分の食料がとれます。
古代ローマにおいては、通貨の由来ともなったリブラ(libra)とも呼ばれており、「天秤」の意味をします。
それをlibra pondusと呼ばれており、このことからpondusと呼べれ、リブラの別名となりました。
のちにローマからイングランドに伝えられ、13世紀にはヘンリー3世より12オンスとされていました。
エリザベス1世より、16オンスに変更になりのちにポンドが質量の基準となりました。
これを大英帝国標準ポンド原器の質量として定義として扱われています。
また、アメリカとイギリスとズレが生じていたため、1958年にはオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、南アフリカ、イギリス、アメリカで国際協定による統一され、1ポンドは7000グレーンとして考慮したうえで、7で割り切れるように定義しました。
その後、国際協定から法改正がおこなわれ、「国際ポンド」となりました。
日本でも計量単位令により0.453 592 43 kgを1ポンドとして改訂しました。
lbは何故ポンドと読む?
ポンドとオンスの違いとは?
など、歴史からおわかりいただけたのではないでしょうか。
ポンドとは、質量をあらわすのに使う単位ではありますが、液体や貴金属につかわれることが多く、薬品の単位としてもつかわれます。
lbには「リブラ」(libra)という天秤という意味からlibra pondus(リブラ パウンド)と呼ばれ、略称としてパウンドとしてつかわれています。
長い歴史の中で単位も国際化として統一され現在に残っています。
日本にはなじみがないようですが、これをきっかけに覚えておくのもよいでしょう。
1ポンドステーキは成人男性でも食べきれない肉の量
海外での牛肉では1ポンドステーキとしてまた、質量が多い牛肉を食べるように見えます。
日本では考えられないようにみえますが、国内でも近年、女性でも多くの量を食べるようになりました。
あるステーキ屋にいくと一人で300gものステーキを食べていることを見受けたことがあります。
ただ、何故このように食べられるようになったか?
実は、秘密は牛の品種になります。
日本では主に黒毛和牛を食することが明治以降からの食文化でした。
和牛の特色といえば、適度な肉に脂肪交雑が入り、なおかつ脂身がやや多い牛肉になります。
赤身部分が少ないといえます。
しかし、海外での牛の品種のほとんどは赤身なのです。
赤身の牛肉は日本の牛肉と違い、あっさりしていて肉の味わいがしっかりでるものです。
日本の牛肉は、肉の味わいを補うように脂身があります。
それがかえって、お腹に残るような原因と感じます。
海外での輸入牛肉の緩和からさまざまな牛肉が国内に入るようになってから、赤身の牛肉が食べられるようになりましたが皆さまはいかがでしょうか?
農林水産省の統計から日本人が一年で食べる牛肉の量は、31.6kgと記録しています。(2016年)
しかしながら、この数字は平成15年(2003年)におきたBSE以前の問題からの消費量からもどっておらず、実質あまり食べられないのが現状です。
原因については、価格などのさまざまありますが日本人はあまり牛肉をあまり食べない傾向にあります。
また、牛肉を食べるとコレストロールが溜まる原因だとか、、、
太るなど、、、
いろんな情報がでまわることで嫌煙されてきました。
現在では見直され、牛肉を食べることで健康面や適度に摂ることによって活力になり、必要不可欠な食材となってきています。
このような状況のなかで日本人はあまり牛肉を食べないことや、1ポンド、すなわち1kgの半分の牛肉を食べることはきびしいのではないでしょうか。
ガッツリ食べたい人は1ポンド!150gでもおすすめのステーキはあります!
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