いつものバーベキューに、少し特別な牛肉料理を加えてみませんか?
焼肉やステーキも定番ですが、ローストビーフを使えば、見た目にも華やかでアレンジの幅も広がります。
今回は、バーベキューで楽しめるローストビーフのアレンジレシピをご紹介します。
牛肉は肉の厚さや大きさによって火の通り方が変わるため、中心部まで十分に加熱したうえでお楽しみください。
本記事では、生または加熱不十分な牛肉の喫食を推奨していません。
牛肉は中心部まで十分に加熱し、中心温度計などで確認してください。
一般的な加熱の目安は中心75℃で1分以上、またはこれと同等以上の加熱条件です。厚生労働省では、70℃3分、69℃4分、68℃5分、67℃8分、66℃11分、65℃15分を同等条件の目安として示しています。
肉の厚さ・重量・初期温度・調理機器によって必要な加熱時間は変わるため、色・肉汁・触感・余熱だけで安全を判断しないでください。
厚生労働省 食肉の加熱条件に関するQ&A、農林水産省 お肉はよく焼いて食べよう、食品安全委員会 肉の低温調理 確認日 2026-09-21
牛肉の塊肉を使ったこだわりレシピをまとめ

バーベキューシーズンになると、「とりあえず肉を焼けばいい」と考えがちですが、せっかくなら少し工夫して、いつもとは違う牛肉料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
今回は、牛肉本来の味わいを楽しめるレシピと、バーベキューの一品として加えたい料理をご紹介します。
バーベキューでは、薄切り肉だけでなく塊肉を使うのもおすすめです。塊肉は、商品や規格によっては加工の手間が少ない分、比較的購入しやすい価格で販売されていることもあります。大人数で楽しむバーベキューでは、ボリューム感のある料理を作りやすい点も魅力です。
今回ご紹介するのは、いつもの焼肉とは少し違った焼き方や調理方法です。初めて挑戦すると少し難しく感じるかもしれませんが、必要以上に構える必要はありません。家族や仲間と役割を分担しながら調理すれば、料理そのものもバーベキューの楽しみの一つになります。
作り方は、できるだけ分かりやすくイラストを交えながら解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
塊肉には、もも肉や肩ロースなどの赤身を中心とした部位も使いやすく、国産牛・輸入牛それぞれの特徴を生かした楽しみ方があります。海外で親しまれている調理方法も取り上げますので、いつものバーベキューとは少し違った牛肉料理に挑戦してみてください。
なお、塊肉は表面だけでなく中心部まで十分に加熱し、肉の厚さや大きさに応じて中心温度を確認しながら安全に調理してください。

テキサス風変わりバーベキュー

材料(6~8人分)
牛もも(らんぷなど)・・・2kg
ラード・・・125g
塩・・・大さじ1杯
カイエンヌ・ペッパー・・・小さじ1/2杯
玉ねぎ・・・40g
タラゴンビネガー・・・100cc
赤ワイン・・・400cc
ウスターソース・・・大さじ2杯
作り方
肉を人数分切り分けます。(6~8人)

ラードに塩とカイエンヌペッパーを混ぜ肉にぬりつけます。

玉ねぎをすりおろします。

ボールに肉と玉ねぎを入れ、タラゴンビネガー、赤ワイン、ウスターソースを注ぎます。

フタをして、冷蔵庫に入れ、1日漬け込みます。

グリルの網に肉をのせ180℃くらいの熱で両面を約2分ずつ焼きます。

漬けだれは、肉に触れる前に『加熱用』と『仕上げ用』へ分けます。
生肉に触れた漬けだれは再利用せず廃棄し、焼いた肉を戻さないでください。
肉はグリルまたはオーブンで加熱を続け、最も厚い部分へ中心温度計を差し、中心75℃に達した後1分以上保持したことを確認します。

同等条件を使う場合も、中心到達後の保持時間を実測します。オーブンの設定温度、焼き時間、肉の柔らかさだけで完成を判断しません。

漬け汁を時々かけながら肉が柔らかくなるまで焼きます。

皿に盛り、温野菜をそえます。
1. 漬けだれを肉に触れる前に二分し、生肉用と仕上げ用を完全に分離する。
2. 生肉用の液は使用後に廃棄し、加熱途中・加熱後の肉を戻さない。
3. 生肉用トング・皿と加熱後用の器具・皿を分ける。
4. 肉の最厚部で中心75℃1分以上、または同等条件を実測する。時間は目安としてのみ掲載する。
5. すぐ食べない場合は常温放置せず、小分けなどにより速やかに冷却・冷蔵する。
こだわりローストビーフ

材料
牛ロース又はももの塊・・・1kg
塩・・・小さじ1杯
粗挽き胡椒・・・少々
サラダ油・・・大さじ3杯
ブランデー・・・大さじ1杯
《香味野菜》
にんじん・・・20g
玉ねぎ・・・1/2個
セロリ・・・1/2本
パセリの茎・・・少々
作り方
肉をたこ糸で形をととのえながらしばります。
(つよく縛ると出来上がりが硬くなります)

塩、胡椒をなするようにまんべんなくすりこむ

フライパンにサラダ油大さじ2杯を熱し、肉を転がして強火で表面に焦げ色をつけます。

香味野菜はそれぞれ薄切りにします。

天板に香味野菜をしいて肉をのせ、サラダ油を大さじ2杯かけます。

180℃のオーブンで加熱します。30~40分はレシピ上の目安であり、肉の重量・厚さ・初期温度などによって必要な加熱時間は変わります。最も厚い部分の中心温度を測り、中心75℃で1分以上、またはこれと同等の加熱条件を確認してから取り出してください。

途中で時々位置を変えながら天板にたまった焼き汁をすくって肉にかけます。

最後にブランデーをかけアルコールをとばします。

中心部まで十分に加熱したことを確認したら、衛生的に取り扱い、2~3mm程度の厚さにスライスします。保存する場合は室温に長時間放置せず、速やかに冷却し適切に冷蔵してください。

皿に盛り付け薬味とソースをそえます。

フレッシュコンビーフ
材料
牛塊肉・・・1kg
荒塩・・・100g
赤砂糖・・・1g
《漬け込み液》
水・・・2L
荒塩・・・300g
赤砂糖・・・60g
タイム・・・少々
ローリエ・・・少々
赤葡萄酒・・・600cc
作り方
肉を金串で刺し、味がしみこみやすくします。

荒塩と赤砂糖を混ぜ肉によくすり込みます。

ホーロー製の大きな容器に漬け込み液と肉をいれます。

浮き上がらないよう落し蓋をします。

冷蔵庫に入れ、約1~2日間漬け込みます。
(時々肉を裏返して汁になじませます)

鍋にたっぷりの水と肉をいれ沸騰しないように、2時間くらいゆで煮して、塩抜きをします。

冷ましてから、3~5mmの厚さにスライスします。

皿に盛り、ステーキソースやポン酢をそえます。

ポットロースト
材料
牛肩(塊)・・・1kg
玉ねぎ・・・1個
にんじん・・・1本
じゃがいも・・・3個
トマト・・・1個
トマトジュース・・・適量
ベリーフ、こしょう・・・適量
オリーブ油又はバター・・・少々
にんにく・・・少々
ブイヨン・・・少々
作り方
玉ねぎの半分とにんにくをみじん切りにします。

残りの玉ねぎとにんじん、トマト、じゃがいもを乱切りにします。

なべにオリーブ油かバターを熱し、みじん切りにした野菜をいれます。

同じ鍋に肉を入れ全体に焦げ目をつけます。

いったん肉をとりだし、乱切りした野菜を炒めます。

野菜にかぶる程度までトマトジュースを入れ、こしょう、ベリーフを適量を加えます。

野菜の上に肉をのせ、フタをして弱火で2時間蒸し煮します。

肉がこげつかないように、時々、水又はブイヨンを加えます。

煮上がったら、肉をとりだし1cm厚さにスライスします。

皿に盛り、その上に調味した煮汁をかけて出来上がりです。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回ご紹介したレシピはいかがでしたでしょうか。
いつものバーベキューに少し違った牛肉料理を取り入れることで、食卓や集まりの雰囲気もさらに楽しくなります。
ご家族やご友人と一緒に調理を楽しみながら、ぜひ気になるレシピに挑戦してみてください。
牛肉を調理する際は、肉の厚さや大きさに合わせて中心部まで十分に加熱し、安全にお楽しみください。







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