牛肉を購入する上で大切なポイントがあります。
- 誰が食べるのか?
- どのようにして食べるのか?
- どれくらいの量?
- どこで?
- 予算は?
これらのポイントはごくごく当たり前のようにも思いますが、牛肉は1個いくら?という考えで購入するわけではありません。
100gいくら?という買い方なので、感覚だけで購入すると思った以上に後悔する場面がでてきます。
肉が足りなかったり、多かったり。
予算が思ってた以上に高くついたなど。
場合によっては冷凍庫の片隅にいつまでも眠りについているかもしれません。
購入する場合によっても「業務用」「一般用」では大きな違いがあります。
購入する前に必要な知識だけは身に着けておくために必要な内容になっています。
一般的な牛肉の買い方とは?
牛肉を購入するときに必要なことは、誰がどのようにして食べるのかがポイントです。
家族で?お世話になった方?子供?夫婦で?
BBQ?自宅で?パーティー?焼肉?ステーキ?すき焼き?しゃぶしゃぶ?
これらが決まってこないと必要な量やシーンにあった料理が決めることができません。
少し簡易的ではありますが、様々なシーンに合わせた料理用途をまとめてみました。
ステーキ | 焼肉 | すき焼き | しゃぶしゃぶ | 切り落とし | ミンチ | |
贈答用 | 〇 | 〇 | 〇 | △ | × | × |
夫婦 | 〇 | 〇 | △ | 〇 | 〇 | 〇 |
カップル | 〇 | 〇 | △ | 〇 | × | 〇 |
家族 | △ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
BBQ | △ | 〇 | × | × | × | × |
自宅 | △ | △ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
〇は向いている・△は微妙・×はあまり向かない
切り落としとこま切れは同じようなものなので一緒と考えてよいのではないでしょうか。
また、ミンチはハンバーグの材料として考えてください。
各個人では違いはありますが、一般的にはこのような形になります。
次に料理用途別に一人当たりの量と3~4人でどれくらい必要なのかまとめてみました。
ステーキ | 焼肉 | すき焼き | しゃぶしゃぶ | 切り落とし | ミンチ | |
肉の量 | 150g | 120g | ||||
4人あたり | 700g | 800g | 700g | 300g |
これらを基準に量が足りない場合は、少し多めにするなど工夫してみてください。
また、牛肉の場合ですので牛を少なめにして、豚の量を増やすことで予算の調整にもなります。
次に品種別で料理用途に合わせたものをまとめました。
個人差はあると思いますが、参考にしていただければと思います。
ステーキ | 焼肉 | すき焼き | しゃぶしゃぶ | 切り落とし | ミンチ | |
ブランド牛 | 〇 | 〇 | 〇 | △ | △ | △ |
和牛 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
交雑種 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ホルスタイン | × | × | × | × | △ | 〇 |
品種別でシーンに合わせてたものをご紹介していきます。
贈答用 | 夫婦 | カップル | 家族 | BBQ | 自宅 | |
ブランド牛 | 〇 | △ | 〇 | × | × | × |
和牛 | 〇 | 〇 | 〇 | △ | × | △ |
交雑種 | △ | △ | △ | 〇 | 〇 | 〇 |
ホルスタイン | × | △ | × | △ | △ | 〇 |
品種別で迷うような状態ですと「選び方」を参照するとよいでしょう。
牛肉を販売するお店によっては基準は違いはあるかと思いますが、だいたい把握していると買い方に迷いはなくなります。
買い方を知った上でおすすめのショップ紹介はこちら!
お肉のレビューもあり!プロが絶賛したお肉たちはこちら!
こんな買い方あり?お得に購入するならふるさと納税があり!?
転売ヤーがいた!?ブロック肉についてはこちら!
業務用の牛肉の買い方について
価格、品質、安定仕入が業務用の必須なところ。
インターネットの普及により、牛肉の流通が大きく変わってきていますし、現在では国産において商品が安定的に入ってくる可能性が低くなっています。
とくに販管費が非常に高くつく時代でもありますので、仕入れが安くなるなら助かるというのが本音ではないでしょうか。
ここでは、時代の変化に対応した買い方についてご紹介していきます。
- インターネットの普及によりBtoBが簡略化され、商品の選択肢が広まっている。
- 委託で商品開発と供給が可能に。
- ロス率の低い商材が増えてきている。
少し深掘りしていきます。
飲食店などが購入する牛肉は、基本的には2次問屋、3次問屋などの加工専門から購入することが多いのではないでしょうか。
部分肉、加工されたものを購入し、お店で調理することが過去から行われていたかと思います。
現在では、ネット普及による1次問屋や生産農家からの直買いが主流になっています。
流通を複雑に通さず、直買いをすることで単価と安定した仕入れが可能になってきています。
流通を簡略化したBtoBについてはこちら!
私がいる会社でも近年は、飲食店の購入が非常に多くなっています。
また、1次問屋でも加工が可能で大量に生産できることから、価格が抑えられ増えている原因かと思います。
牛肉の処理といっても工場ですので、低い利益率をカバーするために生産性をあげなければいけません。
畜産農家の減少と価格高騰による状態で、原料が乏しいため工場の使用率がかなり低くなっています。
現在では、受託加工も請け負っています。
これは、工場をもてる会社が自分たちで商品を開発するか、原料を持ち込んで製造する形が増えてきています。
商品開発した牛肉はこちら!
また、ブロック肉(部分肉)だと歩留りが悪いため、自社でロスの出やすい部分を取り除いて販売することが多くなりました。
代表的な商品はこちら!
まとめて話すと、生産性のある会社と連携して商品を創るといった状況ができています。
まだまだ、互いに連携して行動を起こすような会社は少ないですが、行き詰まりを感じるようでしたら必ず相談をするとよいでしょう。
また、私の方でもご相談は受け付けていますので是非とも活用してみてください。
サイト管理者の実績はこちら!
お問い合わせはこちら!
[contact-form][contact-field label=”名前” type=”name” required=”true” /][contact-field label=”メール” type=”email” required=”true” /][contact-field label=”サイト” type=”url” /][contact-field label=”メッセージ” type=”textarea” /][/contact-form]